首都 | ベオグラード |
言語 | セルビア語 |
人口 | 9,856,222人(2008) |
面積 | 88,361km² |
解説
現在の国旗は、旧ユーゴスラビアが解体し、次々と分離独立する中で、セルビア・モンテネグロ時代の2004年に、同連邦を構成するセルビア共和国の旗。
ロシアの国旗を逆転した三色は、同じスラブ人の国であることを示している。
「双頭の鷲」に王冠を乗せた国章が中央のやや竿側に特徴的に描かれている。
いくつものスラブ人国家が、セルビアの国旗と同じ赤青白の三色の旗になっているが、セルビアが事実上、独立を達成した1839年に三色はこの順番の配色となり、第一次世界大戦後成立した「南(ユーゴ)スラブ連邦」当時は、上から青白赤の順番だった。
ユーゴスラビア時代は青白赤の横三色旗の中央に、共産圏諸国の国旗にしばしば見られた、黄色で縁取られた赤い星が大きく登場していた。
「双頭の鷲」はこの国が東洋と西洋の中間であるバルカン半島に位置しており、両方に目配りするという意味で、古くは東ローマ帝国時代に遡ることができる。
共和国の国旗に冠が付くのは、古くはサンマリノの国旗に見られるが、ごく稀である。