スイス連邦

スイス連邦の国旗
首都ベルン
言語ドイツ語(スイスドイツ語)、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語
人口7,568,000人(2008)
面積41,290km²

解説

シュビツ州など3つの州がオーストリアに抗して14世紀に独立を達成し、スイス連邦の原形ができた。

国旗は、この時、同州の山岳党員が用いた。

赤字にキリストの受難像を描いた旗に由来する。

その後もたびたびオーストリア軍と戦って連邦への加入州をふやしていったが、こうした戦いで、スイス兵は次第に白い十字架を用いるようになった。

また、ヨーロッパ各地に傭兵として出かけたときも、スイス兵は白十字の旗で連邦意識を高めた。

1553年にシュビツ州の銀貨に描かれた白十字は、正式に「連邦の十字」と呼ばれている。

1815年、ジュネーブなどを加えて今日のスイス連邦が固まった。

1948年、デュフュール将軍がこの旗を正式に国旗と定めた。

国旗は正方形のものも用いられているが、白十字の辺と幅については1989年の法律で比率が定められた。