首都 | エレバン |
言語 | アルメニア語 |
人口 | 3,083,000人(2008) |
面積 | 29,800km² |
解説
黒海とカスピ海の間にあり、トルコ、イラン、アゼルバイジャン、グルジアの諸国に囲まれたザカフカス(コーカサス山脈の南)の内陸国。
4世紀に、世界で最初にキリスト教を国教化したことで知られる。
トルコ、イラン、ロシアの勢力が拮抗し、19世紀末には南下政策を推し進めるロシアに併合された。
かつては『旧約聖書』の「ノアの方舟」の故事に由来するアララット山など、広大な地域を保有していたが、同山はトルコ領となったままアルメニアの国章に描かれ、アルメニア人の郷愁の対象となっている。
旧ソ連構成国の中では最小の国。
1991年12月のソ連邦の崩壊と社会主義への決別から、旧ソ連時代の国旗を全面的に変更してイメージを一新した。
それまでの国旗は赤地に中央が青い帯で、槌と鎌という旗だった。
青は古くからアルメニアの色とされている。
11世紀から約300年栄えていたアルメニア王国の国旗に由来する。