カザフスタン共和国

カザフスタン共和国の国旗
首都アスタナ
言語カザフ語、ロシア語
人口15,600,000人(2009)
面積2,717,300km²

解説

カスピ海と中国との間に大きく広がる国。

面積は南米のアルゼンチンにわずかに及ばない世界第7位。

16世紀にカシム・ハーンがこの地に広大な領土を築いたが、18世紀には清の傘下に入った。

その後、次第にロシア人の入植が進み、ロシア革命後の1920年にはロシアの一自治共和国となった。

ソ連邦を構成する共和国に昇格したのは1936年。ナザルバエフ大統領が1991年10月に主権宣言、12月16日に独立宣言をしてソ連邦崩壊を導いた。

核兵器を撤去してロシアに渡した。

しばらくは、ソ連時代の旗から槌と鎌のしるしを取り除いた、赤地で下1/3の部分の上2/3が青という旗を使用していたが、1993年2月、公募によって現在の国旗が採択された。

太陽と、翼を広げて滑空するワシを描き、竿側には民族的な装飾を施している。

青はトルコ系民族に共通の色で、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、そして中国からの独立を目指す東トルキスタン(新疆ウィグル)の国旗などに見られる。

一般的にはイスラムの盛んな国々の国旗青は登場しない。