モルドバ共和国

モルドバ共和国の国旗
首都キシナウ
言語モルドバ語
人口3,604,000人(2008)
面積33,843km²

解説

ルーマニアとウクライナにはさまれた内陸国。

肥沃な黒土地帯でのブドウを中心とした果実やタバコが主産物。

古くからベッサラビアと呼ばれ、トルコ、ロシア、ルーマニアの勢力がしのぎを削ってきた。

1940年、ソ連は独ソ不可侵条約に従ってこの地方を領有、社会主義共和国を創設し、ローマ字をキリル文字にするなどしてルーマニアとの分離を図った。

1990年2月、主権を宣言し、モスクワでのクーデター未遂事件直後の1991年8月27日、独立した。

ロシア人が多い東部ドニエストル地区は分離独立を企図し、武力紛争を起こした。

ローマ字表記やルーマニア史の学習などは1990年に復活し、民族的に近いルーマニアとの合併の可否をめぐって揺れている。

ルーマニア国旗に紋章をつけただけの国旗であり、将来の同国との統合を示唆している。