タジキスタン共和国

タジキスタン共和国の国旗
首都ドゥシャンベ
言語タジク語(ペルシャ語)、ロシア語、シュグニー言語(英語)
人口6,952,000人(2008)
面積143,100km²

解説

中国の西端、アフガニスタンの東端に接する旧ソ連構成国の一つ。

イスラム教徒の国。

1991年12月のソ連崩壊に前後して、連邦に加盟していた15の共和国は順次、国旗を変更した。

独立後も内戦が続き、政治が安定していなかったこともあり、タジキスタンはその中で最後に旗を変更した国。

ソ連時代は上半分を赤とし、下半分を2対1対2の割合で白緑赤の横3色にし、社会主義国の象徴である槌と鎌のしるしをつけた旗だった。

連邦崩壊後もしばらくは、ソ連時代の旗からそのシンボルを取り除いたものにしていたが、1992年11月に変更した。

赤白緑の3色はイランの国旗の影響を受け、かつ、ソ連時代の旗でも赤旗の一部に用いられていた民族色。中央の紋章は7つの星で囲まれた王冠。

タージと呼ばれ、タジクの語源となったほどのシンボル。

紋章全体で主権(独立)、友情、全ての人々の友好を表わし、3色が「労働者、農民、知識人の不可分の団結」を表わす。