首都 | モスクワ |
言語 | ロシア語 |
人口 | 141,903,979人(2009) |
面積 | 17,075,200km² |
解説
17世紀末、ピョートル大帝は陸海軍の強化とロシアの近代化を図ろうと、自ら名を変え変装して、オランダ、イギリス、ドイツ諸国を訪問し、諸制度から生活、風俗に至るまで各国の事情を学んだ。
その際、当時の最先進国の一つオランダで、オレンジ色(しばしば赤を用いる)と白と青の横三色旗を掲げて、国民が懸命に国威発揚に努めている姿に感動し、帰国後、その配色を変えて白青赤の国旗を定めた。
これが1917年のロシア革命までのロシア国旗。
その後、1922年のソ連邦の成立により、赤旗に、農民のシンボルである黄色の鎌と労働者のシンボルであるハンマー、その上に黄色で囲まれた赤い星という国旗が掲げられた。
1991年8月21日のクーデター未遂事件の際、エリツィン大統領は白青赤のこの横三色旗を掲げて最高会議ビルのバルコニーに現れ、翌日、国旗とすることが決定した。