トンガ王国

トンガ王国の国旗
首都ヌクアロファ
言語トンガ語、英語
人口104,000人(2008)
面積748km²

解説

昔、日本の大相撲に数人の青年が入門したことで、多くの日本人に親しみを感じさせる国になったことがある。

残念ながら、国王の意向ということで数年もしないうちに帰国させられたが、今の大相撲の「多国籍化」の先鞭をつけたようなエピソードだ。

南太平洋上で、ニュージーランドの北東に位置し、172の島々から成る。

日付変更線がこの付近で東に大きく移動しているのは、旧宗主国イギリスが、トンガも含めて周辺の南太平洋の島々を支配していたためで、西経175度付近にありながら、世界で最初に一日を迎える国となっている。

1616年、オランダ人の来島によってヨーロッパに知られるようになり、以来、スペインやイギリスの領土となった。

現在の国旗は、すでに1920年代には、この地方の旗として用いられていたが、国旗として認められるようになったのは独立した1970年。

キリスト教の盛んな国で、赤い十字架は信仰を、白は純潔を、赤地はキリストの聖なる血を表わしている。