首都 | ウェリントン |
言語 | 英語、マオリ語 |
人口 | 4,266,000人(2008) |
面積 | 268,680km² |
解説
北半球では北極星が北の方角を知る重要な手がかりであるように、南十字星は、1642年のオランダ人タスマンによるこの島の発見当時から、南半球を進む航海者たちにとって方向を知る重要な手がかりの一つであった。
1840年にイギリスの植民地になったが、その直後からこの地方の旗には、すでに南十字星が登場している。
1867年、現在の旗の南十字星の部分に、白で縁取られた赤地で「NZ」と描いた旗が制定されたが、1869年にこのNZは南十字星を表わす白い4つ星に変わった。
さらに1902年、国旗法が施行されて、4つの星の中にそれぞれ赤い星が描かれるという現在の旗となり、1907年、自治領として独立した時から正式にこれが国旗となった。
切り抜き縫い合わせの方法で作成する国旗としては、製作上最も難しい旗の一つである。