パラオ共和国

パラオ共和国の国旗
首都マルキョク
言語パラオ語、英語(アンガウル州は上記2言語と日本語)
人口20,303人(2005)
面積458km²

解説

首都マルキョク言語パラオ語、英語(アンガウル州は上記2言語と日本語)
人口20,303人(2005)面積458km²

日本の真南、フィリピンの東方洋上に位置する国。

現地のパラオ語で「ベラウ共和国」と呼ぶこともある。

クニオ・ナカムラ大統領は日系2世。

ドイツ領であったため、第一次世界大戦の勃発直後に日本軍が占領し、戦後は南洋庁を設置、今日のマーシャル諸島、ミクロネシア連邦を含む地域の中心とし、飛行場はもとより、NHKの放送局を設置するなどした。

たが、第二次世界大戦では日本軍はアンガウル、ペリリューの両島で玉砕した。

世界最後の国連信託統治領としてアメリカの統治下にあったが、1981年、核の持込を禁止する世界初の憲法を制定した。

しかし、この憲法とアメリカの自由連合協定が核をめぐって矛盾したため、1994年10月、同協定を事実上凍結した形で独立。

ナカムラ大統領は独立式典で「私たちは自分の決断と結果に責任を持たねばならない」と演説した。

200以上の美しい珊瑚礁を生かした観光立国をめざす。満月は愛と平和の象徴。