国旗についての物語
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国旗についての物語
山を描いた国旗③ エクアドルのチンボラソ火山
南米エクアドルの国旗には同国の最高峰(海抜6,310 m)であるチンボラソ火山が登場する。これは南米でも屈指の高山であり、これより北にはこの山より標高が高い山はない。このため、19世紀初頭まで、地上最高の標高を持つ山だと考えられており、17世紀から... -
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国旗のある風景 – チャベス大統領の国旗好き
3月5日、首都カラカスで亡くなったウゴ・チャベス大統領。その政治運営については毀誉褒貶が大きいが、石油による豊富な資金を背景にキューバ、エクアドル、ボリビア、ニカラグアなど中南米の左派政権とのきずなを深め、愛国、抗米の路線を突っ走った。 い... -
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コソボの国旗は星と地図
ヨーロッパ諸国の国旗の特徴は星がないこと。もちろん世の中、例外のない規則はない。わが郷里秋田でも女性は原則的に美人であるが…というようなものだ。 星が出てくるのはボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボ、そしてクロアチアとスロベニアとクロアチア3国... -
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フォークランドで住民投票
英国とアルゼンチンが領有権を争う英領フォークランド(スペイン語名マルビナス)諸島で3月11日、同諸島の帰属を問う初の住民投票の開票が行われ、99.8%が英領のままがいいという選択をした。投票率92%だった。イギリス政府は投票結果を尊重するよう、国際... -
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日欧米の協力で世界一の望遠鏡がチリに
3月13日付読売新聞は「力合わせて世界一 チリのアルマ望遠鏡」という見出しで、日本の新聞がめったに特派員を派遣しない南米チリから中島達雄記者の珍しいニュースを報じている。 チリの国旗 日本の国旗 アメリカの国旗 EUの国旗 アルマ望遠鏡の正式名称... -
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「日の丸」を掲げてか、奉焼しての玉砕
人間だれでも戦争には反対であり、平和と安寧、秩序と発展こそ幸福な人生の必要条件だと考える。私はとてもちろん同じであり、戦陣に亡くなられた英霊もまた同様の思いであったに違いない。それだけに英霊への感謝の気持ちはしっかりと保持し、身を慎みつ... -
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東京・長野両オリンピック異なった「日の丸」
東京・虎の門の文部科学省の真向かいにあるのが、「毎度お世話になっているTOTO」のショウルーム。受付嬢に「東京オリンピックのときの日の丸と長野オリンピックの日の丸では白が違うんです」と申し上げたら、「私どもでも白では研究所のスタッフがいろい... -
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山を描いた国旗② スロベニアのトリグラウ山
ロシア国民楽派代表する作曲家リムスキー=コルサコフ。その歌劇『ムラダ』には「トリグラウ山の一夜」という交響詩がある。このトリグラウ山がスロベニアの象徴として同国の国旗や国章に描かれているのだ。 スロベニアの国旗。 トリグラウ山の上に描かれ... -
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山を描いた国旗① ユネスコの世界遺産ボリビアのポトシの山
「富士山を世界遺産に」と力説する某くんが、酒の席でとはいえ「日の丸を嫌いだという人がいるなら富士山を描いた国旗にすればよい」。暴君でもこうは言うまいという暴論だ。 現に「日の丸」は安倍政権の驚異的な支持率よりも高い支持率で、支持され、国旗... -
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オーストラリアの共和制への移行と国旗②
いうまでもなく、オーストラリアは各国に独自の大使を派遣し、大使館を構えているように、堂々たる独立主権国家でありながら、“外国人”である英国のエリザベス二世を国家元首にしている。これに疑問を持ち、かつての「白豪主義」を捨て、多民族国家となっ... -
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オーストラリアの共和制への移行と国旗①
世界的ではこれまで多くの女性が大統領や首相になっている。特にアジアはその傾向が強く、古くはセイロン(現スリランカ)のバンダラナイケやインドのインディラ・ガンディーがいたが、フィリピンのコラソン・アキノ、グロリア・アロヨ、インドネシアのメ... -
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新法王はアルゼンチンの出身 フランシスコ1世
ベネディクト16世の生前退位(約600年ぶり)によるコンクラーベ(法王選出会議)は5回目の投票でアルゼンチン出身(イタリア系移民)のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)を、第266代法王(教皇)に選出し、新法王はフランチシスコ1世(13アッシジの...