難しいことは判りませんが、伊勢神宮が日本で最高権威の神社で、それに次ぐのは出雲大社ということでしょう。
宇治橋から臨む伊勢神宮内宮の国旗と掲揚塔
両方に立派な国旗掲揚塔があり、常時、「日の丸」が掲揚されています。
宇治川のほとりの森の中に翻る伊勢神宮の「日の丸」は借景ともども実にすばらしいです。しかし、掲揚塔とそこに掲げられる国旗の大きさからいうと、出雲大社のものが断然、高く、大きいのです。
まず、伊勢神宮に聞きました。営繕部管理課の塩崎さんという方が答えてくださいました。「昭和43年ごろ、東海ラジオさんが献納してくださり、間組が建設したものです。塔の高さは30メートル、もとの部分の直径は33センチで、国旗そのものは当初は3×4.5メートルだったのですが、今は2.8×4.2メートルのものを掲揚しています。.
「掲揚時間は?」
「朝の7時30分から午後の4時30分まで」
「旗布が傷むでしょうね」
「ですから年2回、あると秋に取り換えます」
「掲揚塔の維持も大変でしょう?」
「足場を組んでメンテをします。主に竿頭の滑車の部分や塗装ですね」
出雲大社の「日の丸」