1月30日付小欄で、ニュージーランド(NZ)の国旗が変わる可能性についてお伝えした2日後、名古屋の徳川美術館の玄関で出会ったのがこの具足。何かの縁のようなものを感じてしまった。
家康の黒塗黑糸縅(おどし)具足(別名:「歯朶(シダ)の具足」
展示の脇の説明書きによれば、<家康(1543~1634)の黒塗黑糸縅(おどし)具足は別名「歯朶(シダ)の具足」とも言われる著名な逸品。関ヶ原の合戦(1600年)を前にして、家康が見た夢に基づいて兜が作られたと伝えられる。前立を付ける角本は設けられていないが、歯朶前立が付属している。家康の薨去後、東照宮に納められたが、1647(正保4)年、江戸城に移され、明治になりあらためて徳川家から奉納されたもの>だそうだ。
NZに自生するシルバーファーン(シダの1種)をデサインしたラグビーの名門オールブラックスの旗。
同じような植物に家康もマオリ族(NZの先住民)も英国系のNZ人も感じるものがあるというのが興味深い。
大阪城博物館に所蔵されている徳川家康の肖像