オリンピック組織委に初めて参上


都庁第1庁舎は玄関ロビーからオリンピック一色

都庁第一庁舎の14、15の両階に組織委はある。

2020 TOKYOの組織委員会に初めて伺いました。雑賀(さいか) 真 事務次長に表敬し、忰田(かせだ)学大会準備部運営第2日運営第2チーム係長とともに40分ほど、お時間をいただいたのです。

私がお伝えしたかったのは、「前の東京大会に参加した94か国のうち、35カ国もの国旗が少なくとも1回以上変わった」「国旗はハタでみるほど簡単ではない。失敗の許されない重要の仕事である」「掲揚も簡単ではない」ということ。このため、オリンピックまでに国旗の担当者がすべきことのリストなど、資料も差し上げてきました。ハタではわからぬこの苦労、訪問はハタして、ハタ迷惑だったのかもしれません。しつこいですが、しっかりハタらいていただきたい一念からです。

すでに110人ものスタッフ(内30人は政治家、財界人、五輪メダリストなどから成る組織委員)が組織委を固めているそうですが、6年あるといっても、時は思うより速く過ぎるもの。よほどうまく取り掛からないと不足も生じるかと思います。前回は94の参加国と地域、ロンドン大会ではそれが208にもなったのです。次回も、さまざまな変化の予測・対応が必要となりましょう。

1964 TOKYOの組織委で最年少職員だった私としては、オリンピックと国旗に育てられた身です。老生は老骨をおしまず、組織委に限らず、なんでも、どこででもボランティアとして協力したいと思っています。

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