都内随一の直線道路といってもいい国道246号線(青山通り)に年末から「日の丸」が並んでいます。
掲揚しているのは、外苑前商店会。中心になっているのは呉服屋さんの小林敬三氏。4年前まで25年間、商店会長であり、かつ、地域の4商店会と7町会から成る青山通り協議会の会長でもいらっしゃいます。
以下は、その小林さんとの電話でのやり取り。敬称略。
吹浦
「ご尽力、すばらしいですね。何年前からですか?」
小林
「愛子様ご生誕の時には掲げてましたから、もう10年以上になりますね。12月23日の天皇誕生日から、松の内まで掲揚します。」
吹浦
「国旗は何枚掲揚しておられますか?」
小林
「ざっと200枚と言うところです。今回は新調しましたのできれいでしょう?」
吹浦
「すっきりしてきれいですね。ただ、歩道側にだけですので、自動車で通る人時には少々、気付きにくいでしょうね。」
小林
「国道ですので、国土交通省の指導に従わなくてはいけなくて…。」
吹浦
「つまり、外側では交通の妨げになるというのでしょうが、それでは国賓や公賓を歓迎する国旗の掲揚や銀座通りに比べ、おかしいですね。警察か国交省かしりませんが、ずいぶんケチな話ですね。」
小林
「私どももとても残念です。このままだと、最近植林した欅が、表参道のように大きくなったら、いよいよ目立たなくなってしまうでしょうし…。」
吹浦
「取り付け費用を入れてざっと100万円と見たのですが…。」
小林
「取り付けは各商店がしましたから、もっとずっと少ない金額です。」
吹浦
「そうですか。実に見事です。そういう方式で、全国の商店街に広まるといいですね。日本中が元気になるかもしれません。来年がすばらしい年になるような気分です。ありがとうございます。」