アメリカ大統領就任式と「星条旗」

アメリカでは大統領選挙の「一般投票」が、今年11月6日(火)に行われる。これは4年ごとに「11月の第1月曜日の翌日」に実施すると決まっているからだ。


アメリカ大統領就任式には星の数の少ない、昔の「星条旗」も掲げられる。

アメリカの国旗

その後12月の第2水曜日の次の月曜日に、つまり、今年の場合は12月17日(月)に各州で選挙人団が集会し「選挙人投票」が実施され、次期が決定する。

民主党は現職のオバマ大統領が再選を狙い、対する共和党の候補者はロムニー氏となった。

アメリカ合衆国憲法修正第20条に則り、大統領選挙一般投票翌年の1月20日正午(アメリカ東部標準時)から新大統領の任期は開始され、その時刻に合わせて就任式が行われる。

2009年1月20日にワシントンDCの議会議事堂前で行われたオバマ大統領の就任式では、恒例に従い歴代の米国旗の中から5つが掲揚された。いつから始まったのか、どの時代の「星条旗」なのかは詳しくは知らないが、これも慣例になっているようだ。来年1月の次期大統領就任式の映像でさらに詳細を見てみたい。

また、憲法第2条第1節により、アメリカ合衆国大統領はその職務を執行する前に、「私は合衆国大統領の職務を忠実に遂行し、全力を尽して合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に宣誓(oath、または確約 affirmation)する」義務がある。また、宣誓の場合は最後に「So help me God.」(神よ、ご加護を)と付け加えるのが慣例になっている。就任式の当日は4年に1回の祝日となる。

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