オリンピック旗
第18回オリンピック東京大会の会場となった駒沢公園のオリンピック記念塔が、5色にライトアップされている。これは10月26日からの「東京ラーメンショー2012」を盛り上げるのが第1目的(!)で、「併せてオリンピック・パラリンピックをさらに身近に感じていただけるよう」という趣旨なのだそうだ。
したがって、ライトアップの期間は11月4日(日)までのラーメンショー開催期間中だけ。
オリンピックの旗は竿側から青黄黒緑赤の5つの輪。
アオ=青
キ =黄
ク=黒
ミ=緑
ア=赤
わせ、「青き組み合わせ」と覚えてきた。
五色の輪がこの順番に、オセアニア、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカの五大陸を意味しているというのは正式に決まっている話ではない。ピエール・ド・クーベルタンが古代オリンピックの開催地の一つであるデルフォイの祭壇にあった休戦協定を中に刻んだ五輪の紋章に着想を得て製作し、1914年にIOC設立20周年記念式典で発表され、1920年のアントワープ大会で正式に決定された。
駒沢公園は東京五輪の第2会場となり、金メダルをとった女子バレーボールをはじめ、レスリング、ホッケー、サッカー等の競技で熱戦がくりひろげられた場所。今では、各種の屋内外競技施設がそろい、ジョギングやサイクリング、そして「老生」の貴重な散歩道となっている。
今回ライトアップされた記念塔は高さ50m、東京五輪を記念している。
1964年10月10日、東京五輪開会式が行われた国立競技場での筆者。
ところで、2020年、オリンピックは再び東京にやって来るのか。東京五輪組織委最年少職員(式典課国旗担当専門職員)だった「老生」としては、大いにたのしみにしている。せいぜい、健康で長生きしたいと心がけたい。