モロッコの国旗の中央のしるしは「スレイマンの星」。スレイマンはアラビア語、英語ではソロモン。1956年3月2日の制定。
一方、エチオピアの国旗は1895年以来、緑黄赤の横三色旗であり、帝政時代にはその中央にライオンの紋章があったが、1996年2月6日、その中央に「ソロモンの星」が付けられ、同年のアトランタ・オリンピックで世界的に披露された。エチオピアの先祖はソロモン王とシバ女王の子孫であるとされる。
なお、エチオピアは古来、独立を保ってきた国としてアフリカの中心的な扱いを受けることが多く、この3色は「アフリカの色」とされ、アフリカの多くの国の国旗に取り入れられている。