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国旗についての物語
威風堂々、翩翻と翻る松屋の「日の丸」
先日の土曜日、中学校の同期会があり、久々に銀座に出た。25、6人が次々と近況を語ったが、まるで、病気の展覧会。くも膜下出血、心臓病、脳梗塞、前立腺ガン、大腿骨を人工のものに取り換え…。かく言う私も月曜日には、10日前に2泊3日の入院でやってもら... -
国旗についての物語
国旗のある風景 – 靴に国旗は感心しませんね
4月某日、友人(もちろん美女で才女)3人がこの日の生まれということで、その他の二人のうちの一人として、パレスホテルのテラスで会食した。穏やかな日差しに白鳥が目の前を泳ぐ、なんとも長閑な気分でした。 それはともかく、ホテルのアーケードで見かけ... -
国旗についての物語
「日の丸」の赤に困って口紅研究者とも相談
日本の国旗 不謹慎と言うなかれ。 口紅研究者には本当にお世話になりました。 前回の東京オリンピックでは、「日の丸」の赤の色にも困った。明度、色相、彩度…どんな色が適切かということである。 法務省司法法制調査部、衆議院法制局、国立国会図書館とい... -
国旗についての物語
国旗のある風景 – 「日の丸」と鯉のぼり
虎ノ門の交差点は文部科学省の前。今年もこの季節には、国旗「日の丸」と鯉のぼりがたなびく。隣の財務省も同じ。なかなかいい気配りだと感心する。 ただ、気になるのは両者の位置。日本式には、上手(向かって右)が上位だが、国際的にはこの逆。「目くじ... -
国旗についての物語
「日の丸」と「星条旗」で歓迎
4月23日正午前、日本財団に用事のため、地下鉄虎ノ門駅から外堀通りを歩いた。 アメリカ大使館と霞が関を繋ぐこの辺りには、この日午後来日するオバマ米大統領を歓迎する「星条旗」と「日の丸」でいっぱい。 オバマ、安倍両首脳は夕食を銀座のビルの地下に... -
国旗についての物語
一番困った国旗が「日の丸」
1964(昭和39)年の東京オリンピックにあたり、参加国の国旗を揃えるにあたり、各国の承認を取るのに一番困ったのは日本の国旗。 外務省、文部省、首相官邸、国会などに問い合わせたがいずれ“忌避”。 結局、組織委は自分の責任で「日の丸」のデザインを決... -
国旗についての物語
ハンガリー動乱とメルボルンオリンピック③
ナジ・イムレを指導者とする、自由を求めるハンガリーの人たちは命がけの反攻を試みたが、ソ連軍を中心とする進駐部隊の前に屈した。 首都ブダペストの中心街にたなびく、ソ連色の国章を切りぬいたハンガリー国旗。 ウィキペディアより。 世界的名選手とさ... -
国旗についての物語
ハンガリー動乱とメルボルンオリンピック②
ハンガリーのナジ選手団長は赤白緑の横三色旗に、赤い星と麦の穂と鎚(共産主義、農民、労働者の象徴)の国章の付いた国旗の掲揚を断固拒否し、選手村で共産政権以前の三色だけの国旗の掲揚を強く求めた。それでいながら選手団長としての選手団の引率と帰... -
国旗についての物語
ハンガリー動乱とメルボルンオリンピック①
メルボルン大会(1956)の1か月前の10月23日、自由を求めるハンガリー人民の昂揚がピークに達したとき、ソ連軍はブダペストに侵攻した。これにより人民蜂起は直ちに鎮圧された。現在、10月23日は「1956年革命」の日とされている。 現在のハンガリー国旗。 ... -
国旗についての物語
国旗と憲法
「真実一路」様という方から、「日本国憲法の改正議論の中で、将来、憲法で国旗を制定すべきといった議論はなかったのですか」というご質問をいただきました。 ご回答申し上げます。 1962年、当時の憲法調査会(高柳賢三会長)の最終(中央)公聴会に私は... -
国旗についての物語
いいのかな、これって
朝、私の住むマンションの入り口付近で見かけた子供用の自転車。サドルに英国旗「ユニオン・ジャック」。写真を撮っていたら、小さな女の子が出てきて、サァーっと乗って出て行った。 でも、いいのかなぁ、これって。ロンドンで「日の丸」を描いた自転車に... -
国旗についての物語
在朝鮮日本公使が命がけで持ち帰った日章旗
1982(明治15)年7月23日、朝鮮の漢城(今のソウル特別市)で暴徒と化した朝鮮人兵士の暴動が起こり、在朝鮮日本公使館が襲撃され、館員らが多数殺傷された(壬午事変)。 すなわち、館内にいた、朝鮮政府に招聘された陸軍の堀本禮造中尉、公使館の職員・...