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国旗についての物語
占領期の北朝鮮国旗の掲揚運動<Ⅰ>
ネットで北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の国旗について調べていたところ、戦後すぐ(建国直後)の北朝鮮旗の扱いについて、他では聞けない講演の記録がありましたので、そのほとんど全文を転載させていただき、学術研究の用に供したいと思います。いつ... -
国旗についての物語
国旗とあいさつを熱心に学習 – 相馬市立中村2小
社会福祉法人さぽうと21の理事長として、先日、南相馬市、相馬市、飯舘村、福島市を、バイオリニストの天満敦子さん、ピアニストの吉武雅子さんらと周りました。 その中で訪れた相馬市立中村第2小学校、熱心に国際理解教育に努めているのに感心しました。... -
国旗についての物語
モンゴル出身3横綱の時代来るか
もしかして来場所は…。モンゴルの国旗。 ソ連邦崩壊直後の1992年2月、それまでの国旗から左上にあった黄色い星(社会主義国のシンボル)を取った。 ここ数日の大相撲がめちゃ面白い。いつもながらの稀勢の里の「いざというとき」のだらしなさに引き換え、... -
国旗についての物語
美しきかな、法務省の「日の丸」
確かに以前に比べ日常生活で「日の丸」はあまり見られなくなったが、非日常での「日の丸」はむしろ頻繁に見られるようになったように思う。オリンピックやパラリンピックの開閉会式や競技場、スポーツの国際試合での「日の丸」のフェイス・ペインティング... -
国旗についての物語
太平洋を東海と呼ぼう!?
齢73ともなると、時々、悪夢にうなされる。今朝もこんな夢を見てしまった。どこかの国の暴論にうなされていたのだったかもしれない。 立派な国旗を掲げている大韓民国であり、伝統的な徳性、勤勉さで国づくりをし、自由陣営の最前線に位置して、わが国の安... -
国旗についての物語
5カ国の国旗を当ててみてください
昨年9月8日午後3時56分に撮影した、東京のホテル・ニューオータニ正面玄関上の迎賓用国旗です。きっと、大事なお客さまが、これらの5カ国から宿泊しているということなのでしょう。 ところで、この5つの国旗、どこの国の旗でしょう? 国旗検定の問題なら... -
国旗についての物語
国旗の真ん中に樹木というと?
南太平洋のノーフォーク島の旗についていろいろ書きましたが、国旗の真ん中に樹木、というとレバノン杉を描いたあのレバノンの国旗を思い起こすほかありません。松のノーフォークと杉のレバノン、一緒に覚えましょう。 レバノンの国旗 ノーフォークの旗 レ... -
国旗についての物語
この旗はどこの国旗?
前回紹介した『Flaggenlexikon(Ralf Stelter著)』の表紙の真ん中に出てくる旗。 前回の設問への答えです。ノーフォーク島の旗です。 ノーフォーク島の北部は標高の低い山地で最高地点はベイツ山(318m)とピット山(316m)。島の南部は標高の低い緑豊か... -
国旗についての物語
「旗」と「遊」の関係は?
千葉のT先生、いつも小欄をご愛読いただきありがとうございます。こんな質問をいただきました。 「旅、族、旋などが、旗と同じ文字から派生しているということを教えていただき、とても興味を持ちました。では、<遊>という字はどう説明できるのでしょう... -
国旗についての物語
国旗に描かれている植物
昨年8月に久しぶりに北イタリアを訪ねた。そこで見た樹木といえば、糸杉、オリーブ、月桂樹に尽きるといってもいいほどこの3つが競っている。 特に、今回、宿泊する機会のあったアーゾロ郊外の丘にあるヴィッラ・チプリアーニ(ホテル)はこの3つに囲まれ... -
国旗についての物語
2度の訪米で福沢諭吉が出会った「星条旗」
幕末期に何人もの蘭学者たちが世界の国旗について著作をのこしていることはいつぞや小欄で紹介したが、福沢諭吉(1835~1901)もまたその一人。『条約十一国記』という書を「慶應二年 仲冬」、すなわち、明治維新の前、1867年11月に上梓している。 同書で... -
国旗についての物語
偏狭なナショナリズムは排すべし
毎日新聞(3月12日付)の社説に共鳴した。普段あまりよまない毎日新聞だが、これはいい社説だし、いまの日本にとってとても大切なことだと思う。 Nationalismを「民族主義」と訳せばいかにも偏狭な感じであり、「ナショナリズム」と書けばなんとなく新鮮な...