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国旗についての物語
美しくも世界一危ない湖水 – ビクトリア湖
アフリカでは最大の面積(約7万平方キロ。北海道よりやや小さい)を誇る巨大な湖・ビクトリア湖は、ウガンダ、タンザニア、ケニアの3カ国にまたがる。ナイル川の源流であり、淡水湖としては世界第2位(ちなみに世界一の面積の淡水湖はアメリカとカナダの... -
国旗についての物語
天安門前自爆事件の人たちの夢
中国の北京市公安当局は10月30日、同市中心部の天安門前に車が突入、炎上した事件の共犯容疑で5人を拘束したと発表した。これについて10月3日付の日本経済新聞は北京の島田学特派員の次の記事を掲載している。 新彊ウィグルと呼ばれる東トルキスタンの旗。... -
国旗についての物語
往時のヴェネツィアの隆盛② ペリー来日以前の和書でも紹介
ペリー来日以前に刊行された『萬國旗艦』にもヴェネツィア(ヘ子チヤ)の旗の項があり、そこで紹介されている旗は、現在のものと基本的には変わっていません。 ヴェネツィアの旗。旗面の「流れ」といわれる末端部分が7つに分かれているのが特徴です。埠頭... -
国旗についての物語
往時のヴェネツィアの隆盛① 今でもモンテネグロの国旗に
これはモンテネグロの国旗です。東洋と西洋の中間に位置する国であることを「双頭のワシ」が表わしています。「双頭のワシ」は東ローマ帝国に由来するもので、セルビアやアルバニアの国旗にも登場します。また、共和国でありながら国旗に冠が付いているの... -
国旗についての物語
ヴェネツィアのゴンドラで使っている旗
イタリアの国旗は、日本で一番掲揚・掲示されている国旗です。Ristoranteとか、Trattoriaといった看板とともに、人気のイタリア料理を提供するお店にはかならずといっていいほど緑、白、赤の三色旗を見ることができます。 イタリアの国旗 写真はいずれも20... -
国旗についての物語
これは国旗ではなく、中国共産党の党旗
12月27日の各紙は前日の中国で、建国の指導者・毛沢東主席(1893~1976年)の生誕120年の関連行事が行われたことを報じている。習近平政権が打ち出した経済改革計画が左派(保守派)を動揺させていることもあり、今回は北京では大げさにならない程度の記念... -
国旗についての物語
禅師にも「日章旗」へ発砲させたアメリカ
術後の静養と年末年始の休暇で、久々にさまざまな書物を手にすることができた。その中の1つ、『窪田空穂全集』第11巻で戦争中の佐々木指月(しげつ)の消息が取り上げられている。 日本の国旗 アメリカで活躍したドナルド・キーンの師・角田柳作は明治10(... -
国旗についての物語
NZやオーストラリアとの深い関係を示すサモアの国旗
世界で最初に2014年を迎えた国はどこでしょう? 答えは南太平洋のキリバスとサモアです。キリバスについては先に触れましたので、ここではサモアについて。 サモアの国旗。 NZとオーストラリアの国旗をうまく取り入れています。 ニュージーランドの国旗 オ... -
国旗についての物語
怖がらず 前へ進もう また日が昇る – 矢島正明先輩からの年賀状
今年も約800枚の年賀状をいただきました。各位にとって新しい年が幸多きとしであらんことを祈念します。 国旗「日の丸」「日章旗」 キリバスの国旗 中でもわが恩師・橋本祐子(さちこ)先生一門の先輩・矢島正明さん(声優・ナレーターの大御所、長年にわ... -
国旗についての物語
外国では反政府デモで国旗を振るのに – 箱根駅伝ではなぜか読売の社旗
今日(1/2)は恒例の箱根駅伝にチラチラと目をやりながら書いてみようと思います。 タイの反政府デモでは国旗が林立。12月16日のNHKテレビから 箱根駅伝、沿道の皆さんのほとんどがなぜか「素直に」読売新聞の社旗を振って応援する。 沿道で応援するみなさ... -
国旗についての物語
正岡芸陽が見た「星条旗」の半旗は?
「半旗」という言葉は、弔意を表すために国旗などを一度、竿頭まで揚げた後、竿全体の高さの3分の2くらいまで降ろすことを言う。 その「半旗」という言葉、『日本国語大辞典』(小学館)に拠れば、1890(明治23)年11月25日の東京日日新聞(現・毎日新聞)... -
国旗についての物語
国旗のある風景 – 時計に「国籍」は?
明けましておめでとうございます。 旧年中はご愛読をいただき、ありがとうございました。 おかげさまで、今日をもって満2年、世界の国旗を主題に、1日も欠かさず、更新し続けることができました。 この間にあっては、何度かの海外旅行、昨年の秋だけでも高...