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国旗についての物語
リヒテンシュタイン国旗物語
リヒテンシュタインの国旗 <小国リヒテンシュタイン大騒動 「絶対権力」公爵家に国民「注文」7月にも国民投票>という興味深い記事が、朝日新聞5月15日付に出ていました。リヒテンシュタインの首都ファドゥーツ発、前川浩之記者のレポートです。 ヨー... -
国旗についての物語
インド国旗のチャクラは世界遺産に登録されていなかった
インドの国旗。 1947年7月22日に採択され、現在に至る。 インド国旗の中央に描かれているチャクラ(法の輪)の原型になったのは、古代インド、マウリヤ朝第3代のアショーカ王(阿育王、在位BC268頃~232頃)による第3回仏典結集記念塔のしるしです。この仏... -
国旗についての物語
ポルトガルの栄光④ – 暗黒時代を血で克服した旧ポルトガル領の東ティモ-ル
東ティモールの国旗。 苦難の末、達成した独立の意義をこの旗にこめている。 東ティモールはポルトガルの支配した拠点の1つですが、1975年、インドネシア軍が西ティモールから侵攻し、11月末にインドネシアが東ティモール全土を制圧し、1976年に同国27番目... -
国旗についての物語
ポルトガルの栄光③ – 海洋大国ポルトガルのアジア進出
ポルトガルのアジアへの進出について触れたいと思います。ポルトガルの世界的発展を論ずるには、日本について落とすわけには参りません。 2005年の愛知万博でポルトガル館に展示された火縄銃 1543年9月、種子島の西之浦湾に漂着したポルトガル船が鉄砲を伝... -
国旗についての物語
ポルトガルの栄光② – 世界国家だったポルトガル
ポルトガルの国旗。 15世紀、ポルトガルの王室は大西洋に果敢に船を出しました。その結果、バルトロメウ・ディアス(1450頃~1500)は1488年5月、喜望峰に到達し、ヴァスコ・ダ・ガマ(1469~1524)をヴェルデ岬まで案内し、ガマはインド航路を開き、ペド... -
国旗についての物語
ポルトガルの栄光① – ポルトガル語圏競技大会に見る大航海時代の栄光
1911年、共和制になって国旗を変更し、 現在に至るポルトガルの国旗。 ポルトガル王国時代(1830~1910年)の国。 王政が倒れた時、地色を変え、王冠を取り除き、紋章の背景に天球儀を置くことで、大航海時代の栄光を示すことによって、イメージの転換を図... -
国旗についての物語
戦時に登場する国旗 – 「日の丸」
花岡萬州「無錫ニ入ル中島今部隊」 この絵は早稲田大学會津八一博物館所蔵のもので、2009年には同博物館(旧大学図書館)で萬州の特別展が開かれたので、私も見に行ってきました。大学での展覧会でありながら、戦争画には学生がほとんど関心を持っていない... -
国旗についての物語
普賢菩薩象と白象の国旗
タイの国旗 ラオスの国旗 GWには日頃あまりテレビ番組を見ない私でも、美術や音楽など、なかなか質の高い内容のものが多いので、ときどき食い入るように見てしまうことがあります。今朝も、各地で開催されている特別展を紹介する番組があり、その中で普賢... -
国旗についての物語
韓国旗を富士山麓の湖底に立てた愚挙
この韓国旗は湖底に立てられたものとは関係ありません。 5月16日、八王子の拓殖大学の特別講座で「国旗と国家主権」と題して、講義をしてきました。約250人の受講生がおり、おおむね、いい雰囲気で授業を行うことが出来ました。 私はこの大学の客員教授を... -
国旗についての物語
「南京事件」と国旗
南京城内に掲げられていた中華民国の「青天白日満地紅旗」。 パラマウント映画のアーサー・メンケンが撮影した日本軍の南京入場直後の様子。 「南京事件」に触れた前回の記事で、中国の最近の専門家の意見を簡単に紹介したところ、もっと詳しく書いてほし... -
国旗についての物語
「青天白日満地紅旗」の物語
日本が中国と戦っていたころは中国大陸全土に翻っていた中華民国の国旗「青天白日満地紅旗」。 1928年、現在は、台湾政府の支配する地域、すなわち、台湾、澎湖島、刑務所のある緑島、中国福建省に属する金門島、馬祖島、そして南沙群島(スプラトリー諸島... -
国旗についての物語
南極の地での3つの国旗③ – 南極大陸で翻った「日の丸」
満艦飾をした開南丸。満艦飾をしていることから、出発前の芝浦桟橋での撮影と思われます。 1910年、白瀬 矗(のぶ)は国民からの義捐金を基盤に南極探検の可能性を探りました。このためには、かねて険悪の仲となっていた郡司にも頭を下げ、積載量204トンと...