国旗についての物語– category –
-
国旗についての物語
国旗・国歌の尊重は憲法ではなく教育の場で
憲法で国旗尊重の義務を明記するのはいかがなものか。 産経新聞は80周年記念事業の一環として「国民の憲法」要綱を発表した。尊敬する田久保忠衛起草委員長以下5人の委員とはいずれも昵懇な間柄であるので、批判がましいことはしたくないし、現にこの草案... -
国旗についての物語
7大陸最高峰を登頂した人② – 国後島在住ロシア人の偉業
河野千鶴子さん(66)がヒマラヤのダウラギリ(8167m)で行方不明になったことは先に触れた。その河野さんは7大陸最高峰を征服した登山家である。 「南クリル地区」の旗。爺爺岳(1822m)からの日の出と鮭、漁網 しかし、昨年12月29日付の国後島の地元紙「... -
国旗についての物語
7大陸最高峰を登頂した人①
5月25日の三浦雄一郎さん(80)の,最高齢エベレスト制覇は近年ない快挙、ただただ拍手を送るのみである。早く頂上に立てたであろう「日の丸」とネパールの国旗の映像を見たいものだ。まさか、スポンサーと社旗などということはあるまい。 ネパールの国旗 ... -
国旗についての物語
テロに屈せず – 「星条旗」掲げゴールへ
4月15日に行われたボストンマラソンがテロで途中、打ち切りとなったことはご存知のとおり。そこで、同じコースの最後の1マイル(1.6㎞)をいっしょに走ろうというイベントが5月24日に行われ約3,000人が参加した。 中には、直接、テロの被害にあって... -
国旗についての物語
国名が変われば国旗も? – ベトナム
時事通信電子版が5月19日伝えるところによると、ベトナムの正式国名「ベトナム社会主義共和国」から「社会主義」の4文字を削除する案を国会で審議することになった。 ベトナム民主共和国 / ベトナム社会主義共和国の国旗。 「金星紅旗」と呼ばれる。赤は社... -
国旗についての物語
国旗のデザインに少々のクレーム
これは佐藤雅美著『開国』(講談社文)のカバー。よ~く見ると黒船に向かう和船2隻に「日の丸」の幟が掲げられています。 これはありえません。ペリー来航のころを描いた内容ですが。「日の丸」が島津斉彬や徳川斉昭の働きかけと、阿部正弘の決断でいささ... -
国旗についての物語
米国領なのに銃が禁止という島
「銃大国に丸腰の島 米領サモア、独自に禁止 警官、手錠だけ」という朝日新聞の記事(5月21日付)はいい。日本ではめったに報道されることのない米領サモアが、アメリカ本土やハワイと違い、銃の保持が禁止されているというのだ。 アメリカの国旗 米領サ... -
国旗についての物語
オクラホマ州の竜巻大災害に思う
まずもって、オクラホマ州での大竜巻で亡くなった24人の方々に衷心より哀悼の意を表したい。内、11人が小学生だという。 オクラホマ州の旗 オクラホマ州は1907年11月16日にそれまでのインディアン準州とオクラホマ準州を合わせて46番目の州に昇格してでき... -
国旗についての物語
インドの国旗物語③ 靖国神社遊就館の絵がおかしい
1921年、ガンジーは、インド国民会議に対して、スワラジの象徴として最初の旗のデザインを提案した。それは白・緑・赤の横三色旗の中央に、スワラジ、スワデシの象徴である糸紡車を配したものであった。地色である横三色旗はまさにブルガリアの国旗であっ... -
国旗についての物語
インドの国旗物語② 靖国神社遊就館の絵がおかしい
ガンジーはヒンズー・イスラム両教徒の融和によるインドとしての独立をめざして献身した。 1947年から現在に至るインドの国旗 最晩年の1946年には、現在はバングラデシュとなっている、ノアカリ県に約半年滞在した。インド亜大陸でヒンズー教徒とイスラム... -
国旗についての物語
インドの国旗物語① 靖国神社遊就館の絵がおかしい
4月22日、靖国神社春の例大祭に出席し、参拝してきた。結構寒かったが、荘厳で厳粛な式典に身の引き締まる思いがした。 久々に遊就館をゆっくり見学した。なかなか立派なミュージアムになっていると、行くたびに感心するが、依然、ところどころに残念な、... -
国旗についての物語
国旗のある風景 – 「コリアン憎しのデモ」への嫌悪感
ウォールストリート・ジャーナル誌が日本の一部にある人種差別(レイシズム)的で敵対的な色彩の濃いデモを報じている。かなり長い記事(以下に一部を転載)だが、読んでいて嫌悪感に襲われた。 日本国旗を掲げ、在日コリアンに対する抗議活動を繰り広げる...