国旗についての物語– category –
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国旗についての物語
「日の丸」を立てられない日本の領土・鳥島
そこまでと同じくらいの距離を進んだところに鳥島がある。話題の尖閣諸島の北小島、南尾島とこの鳥島にだけ、アホウドリがベーリング海方面から冬季に飛来して、自然繁殖している。 アホウドリ 鳥島はまた、ジョン万次郎たちが遭難し、5か月近い143日間も... -
国旗についての物語
ジョン万次郎が訪問した小笠原
ジョン万次郎について書いた機会に、小笠原諸島の位置と歴史について触れておきたい。 小笠原諸島は伊豆諸島の南に並ぶ島々。最南端は硫黄島を経、さらに南西に寄った沖の鳥島(北緯20度25分)、最東端は南鳥島(マーカス島、統計153度59分)。その中央付... -
国旗についての物語
ジョン万次郎滞米の9年間に5回変わった「星条旗」
中濱 萬次郎(ジョン万次郎、1827~98)は 日本人で初めて鉄道や蒸気船に乗った人、 日本人で初めて近代式捕鯨に携わった人、 日本人で初めてネクタイをした人、 日本に初めて『ABCの歌』を紹介した人、 日本人で初めて男女平等の世界があることを知った人... -
国旗についての物語
「日の丸」もほしいなぁ…
この夏、偶然、飲んだ清涼飲料水。オレンジとグレープフルーツとブドウが混じったものだとか。なかなかいけるんです、これ。お奨めです。 このようにBorn in Franceとありますから、フランスの果実なのでしょうね。そしてBottled in Japanというのですから... -
国旗についての物語
伊藤博文の「日の丸演説」③
伊藤たちの意気込みが伝わってくるような内容です。そして、このあと、会場に掲げられていた「日の丸」を指さしながらつぎのように言いました。 「The red disc in the centre of our national flag shall no longer appear like a wafer over a sealed em... -
国旗についての物語
伊藤博文の「日の丸演説」②
話を戻します。 日本政府が公式に派遣する岩倉使節団は総数100名(内、正式な使節団員は46名)を越す一台デリゲーションでした。一行は、1871(明治4)年12月23日、蒸気船アメリカ号に乗って、横浜を発ち、翌年1月15日にサンフランシスコに到着、その後、... -
国旗についての物語
8月23日号の「週刊新潮」で小欄が
8月23日号の「週刊新潮」掲示板欄(96ページ)で、私の顔写真とともに、小欄について資料・情報ご提供をお願いする、以下の記事が出ています。ご笑覧ください。 吹浦忠正 私は1964年の東京五組織委で国旗担当専門職員をして以来、長野での冬季五輪やサッ... -
国旗についての物語
伊藤博文の「日の丸演説」①
明治4年7月14日(1871年8月29日)、廃藩置県が行われ、日本の国家構造が一気に刷新されました。明治政府がそれまでの藩を廃止して地方統治を中央管下の府と県に一元化するとした抜本的行政改革です。そしてこの廃藩置県があったと同じ日、岩倉(1825~83)... -
国旗についての物語
「日の丸」の意味するところ
日本の国旗 日本の国旗「日の丸(日章旗)」が何を象徴しているかについては、別に法律で決まっているわけではありません。なんとなく日の出の時の太陽、昇る太陽とみんなが思いつつ、誰も特に異を唱えずに、納得している様子です。でも、世界的には、Risi... -
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旧ソ連諸国とロシア
2011年10月、大統領復帰への道を進んだプーチン首相(当時)は、ベラルーシ、カザフスタン両国とロシアがEU型の地域統合をおこなうユーラシア連合を提案しました。その後、まだ煮詰まってはいませんが、ユーラシア大陸に大きな影響力の復活を図ろうとする... -
国旗についての物語
赤旗は共産党独裁の旗じるし
最近は、さすがにそんな単純な人は随分少なくなりましたが、「社会主義や共産主義を標榜する国は平和勢力で、民主主義や資本主義、自由主義、市場経済を国是とする国々は、帝国主義的侵略国で、戦争志向の国」といった、今ではとても信じられないレッテル... -
国旗についての物語
ドラえもん過ぎる? ソマリア選手団
ソマリアの国旗は独立に当たって国連が大きな役割を果たしたことに謝意を表し、国連旗から色を採ったもの。 但し、現在はほとんど中央政府は機能していない。いくつかの「国」に分かれて、日本の「戦国時代」の様相をきたしている。 7月27日のロンドン五輪...