2014年3月– date –
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国旗についての物語
太平洋を東海と呼ぼう!?
齢73ともなると、時々、悪夢にうなされる。今朝もこんな夢を見てしまった。どこかの国の暴論にうなされていたのだったかもしれない。 立派な国旗を掲げている大韓民国であり、伝統的な徳性、勤勉さで国づくりをし、自由陣営の最前線に位置して、わが国の安... -
国旗についての物語
5カ国の国旗を当ててみてください
昨年9月8日午後3時56分に撮影した、東京のホテル・ニューオータニ正面玄関上の迎賓用国旗です。きっと、大事なお客さまが、これらの5カ国から宿泊しているということなのでしょう。 ところで、この5つの国旗、どこの国の旗でしょう? 国旗検定の問題なら... -
国旗についての物語
国旗の真ん中に樹木というと?
南太平洋のノーフォーク島の旗についていろいろ書きましたが、国旗の真ん中に樹木、というとレバノン杉を描いたあのレバノンの国旗を思い起こすほかありません。松のノーフォークと杉のレバノン、一緒に覚えましょう。 レバノンの国旗 ノーフォークの旗 レ... -
国旗についての物語
この旗はどこの国旗?
前回紹介した『Flaggenlexikon(Ralf Stelter著)』の表紙の真ん中に出てくる旗。 前回の設問への答えです。ノーフォーク島の旗です。 ノーフォーク島の北部は標高の低い山地で最高地点はベイツ山(318m)とピット山(316m)。島の南部は標高の低い緑豊か... -
国旗についての物語
「旗」と「遊」の関係は?
千葉のT先生、いつも小欄をご愛読いただきありがとうございます。こんな質問をいただきました。 「旅、族、旋などが、旗と同じ文字から派生しているということを教えていただき、とても興味を持ちました。では、<遊>という字はどう説明できるのでしょう... -
国旗についての物語
国旗に描かれている植物
昨年8月に久しぶりに北イタリアを訪ねた。そこで見た樹木といえば、糸杉、オリーブ、月桂樹に尽きるといってもいいほどこの3つが競っている。 特に、今回、宿泊する機会のあったアーゾロ郊外の丘にあるヴィッラ・チプリアーニ(ホテル)はこの3つに囲まれ... -
国旗についての物語
2度の訪米で福沢諭吉が出会った「星条旗」
幕末期に何人もの蘭学者たちが世界の国旗について著作をのこしていることはいつぞや小欄で紹介したが、福沢諭吉(1835~1901)もまたその一人。『条約十一国記』という書を「慶應二年 仲冬」、すなわち、明治維新の前、1867年11月に上梓している。 同書で... -
国旗についての物語
偏狭なナショナリズムは排すべし
毎日新聞(3月12日付)の社説に共鳴した。普段あまりよまない毎日新聞だが、これはいい社説だし、いまの日本にとってとても大切なことだと思う。 Nationalismを「民族主義」と訳せばいかにも偏狭な感じであり、「ナショナリズム」と書けばなんとなく新鮮な... -
国旗についての物語
さすがは三会堂ビル、弔旗をきちんと掲揚
3月11日、あの日から満3年の日、午後2時46分に私が主宰するユーラシア21研究所でも黙祷した。 そのあと、所用で日本財団に向かった際、隣接する三会堂ビルに黒布で覆い、かつ黒布を垂らした「日の丸」が掲揚されているのを見た。かくも本格的な長期の掲揚... -
国旗についての物語
震災から3年、都内では半旗が目立った
3月11日、まもなく3時46分になる。3年前の「あの日」を追悼するほかない。合掌。 今朝、国立能楽堂(千駄ヶ谷)での打ち合わせの会合(4月4日に沖縄の人間国宝の皆さんによる伝統芸能の公演。私はその「在京代表」のような役割)に行ったところ、正面玄関... -
国旗についての物語
日本財団編集部さん、国旗の色は変えないでください
日本財団の出版物です。事業内容は誠に敬服の至りですが、ここに出ている英国旗、いくらデザインとしてもこれはまずいです。 見出しの下に置くのは1つのデザインとして許容できるとしても、どうして英国旗を全部赤で表示してしまうのでしょう? 逆に、「... -
国旗についての物語
大砂嵐の帯にエジプトの国旗が
カイロ生まれの大相撲力士・大砂嵐 金太郎(1992年2月10日~、大嶽部屋)。気に入りましたね。髷も結えない遠藤と並んで(もっとも大砂嵐は少々前髪が薄くなっている)、近頃、際立った人気力士。3月場所では東前頭11枚目。 アフリカ大陸出身者力士で初、...