首都 | ラバト |
言語 | アラビア語 |
人口 | 31,993,000人(2008) |
面積 | 446,550km² |
解説
現王朝のアラウィー朝が始まった17世紀から用いられていたのは赤旗。
1912年に、その旗に「他の多くの赤旗と区別するため」のしるしがつけ加えられた。
これが中央の〈ソロモン(スレイマン)の星〉。
『旧約聖書』のソロモン王に由来することはいうまでもない。
イスラム教の聖典『コーラン』の多く、特に『旧約聖書』に関わる部分がユダヤ教やキリスト教と同じような内容になっていることからも、このこと自体は特に奇異とするに当たらない。
1962年、フランスから独立を回復し、同年12月31日、立憲君主国となった。
1961年に即位した現在のハッサン2世の治世になって、諸制度が整備された。
国旗も憲法第7条で「王国のしるしは、中央に、5つの稜(先端)を持つ緑の星をともなった赤い旗である」と定められた。
赤と緑だけの国旗は他にバングラデシュのみ。