国旗についての物語
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暑中お見舞い申し上げます。
ご愛読いただいている諸兄姉のみなさま。まずもって暑中お見舞い申し上げます。 ここのところ、冷たい飲み物の話が続きますが、ご勘弁を。 サントリーの「金麦」が売れているようですね。昔、この会社が初めてビールを出したときには、「サントリーってど... -
暑いときには「赤い星」 – なぜか飲料水に
法務省入国管理局難民認定参与員としてバングラデシュからの難民認定異議申立人を審尋した帰り道、品川区上大崎の交差点まで、たまたま出会った友人の車で送ってもらった。車外に出た瞬間、「暑い!」。甲州市が連続39.2度というのだから、それは言うまい... -
親日派の政治家・金玉均と朴泳孝の亡命
日本に亡命した人物としては、韓国で政治運動をしてきた金玉均(キム・オッキュン 1851~94)の例もある。日本では東京や札幌、小笠原の父島などを転々とした後、このままではならじと上海に渡った。1894年3月28日、上海で閔妃の刺客・洪鐘宇にピストルで... -
エジプトでモルシー支持派がアルカイダと連携
騒乱が続いているエジプトで7月5日、36人もの死者が出、1,342人が負傷した。 内外の報道を総合すると、エジプトのモルシー前大統領を支持する武装勢力の一部は、国際テロ組織アルカイダの旗を掲げている模様だ。シナイ半島の要衝アリーシュ(半島北部、地... -
ラマダンをどう乗り切る? – アフリカ初の関取・大砂嵐
エジプト出身の新十両力士・大砂嵐(21)(本名・アブデルラフマン・シャーラン)が、アフリカ出身で初の関取(十両西9枚目)に昇進として土俵に上がっている。外国出身では小錦、把瑠都と並ぶスピード出世だとか。大いに期待している。 大砂嵐の母国エジ... -
亡命者の受け入れは頭が痛い – 日本にも送還の歴史が
亡命者の受け入れは、人道上、できるだけ行われるべきだが、個々のケースにあたっては法秩序の上に加え、国益上、それができない場合なしとしないのは、我が国の歴史を見ても何度かある。今回のスノーデン元CIA職員の場合でも、自国の対米関係を優先せざる... -
スノーデン元CIA職員の受け入れ先
国家安全保障局(NSA)による個人情報収集を暴露し訴追された中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン容疑者(30)は依然モスクワ・シェレメチェボ空港内にとどまっているとみられているが、これまでに25、6カ国に亡命申請をしたようだが、7月6日ま... -
教科書採択の責任は教委
6月27日付東京新聞に賛成できない記事が出ていた。 日本の国旗 国旗掲揚と国歌斉唱について「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記した実教出版(東京)の高校日本史教科書について、東京都教育委員会は27日に開いた定例会で「使用は適切でない... -
国旗の著作など頑張っています
千葉県在住の高校で英語を教えているというH先生という読者の方から、吹浦の「最近の著書やテレビ出演の予定は?」というありがたいお問い合わせをいただいたものですから、お調子に乗って、列挙させていただきます。 テレビ出演は昨日、日本テレビの報道... -
ヘリに国旗を吊り下げてデモ隊に共感 – エジプト軍
エジプトではついに軍が動いた。いまのところ、直接政権を担おうというクーデタではなさそうだが、国旗をつけた軍のヘリが何機もデモに参加している人たちの上空を飛行して、共感を示している。モルシ大統領は軍の期限付き事態収拾提案を拒否し、他方、政... -
国旗のある風景 – エジプト、終わりの始まりか
世界が今注目しているのは、元CIA職員エドワード・スノーデン容疑者がどうなるかとエジプトの反政府運動。前者については、たった今、日本テレビの報道エブリ(2日16:53からオンエアの予定)でしゃべってきたばかりなのだが、ロシアとアメリカはきっと早急... -
『星に願いを、月に祈りを』(中村 航)①
6月6日の各紙の広告に出ている小学館文庫『100回泣くこと』の宣伝文句は「発売から7年、世代を超えて涙した奇跡のロングセラー、ついに映画化! 幸せの連続線はこのままどこまでも続くんだ、と思っていた」。うまいなぁと嘆息した。 するとその隣に同じ中...