おなじみ?の家電量販店コジマのマーク、私ははめったに行かないのにマークだけはしっかりと覚えている。「太陽に顔」、世界の意国旗にも出てきます。アルゼンチンとウルグアイの国旗、そして、よく見るとエクアドルの国旗の中央にある国章の中にも、である。
1810年、スペインからの独立戦争のときは雨続きだったラ・プラタ地域だったが、戦勝の日には「5月の太陽」が燦々と照ったという故事に由来する。アルゼンチンとウルグアイの国旗に共通。
19世紀初めのころの硬貨にも顔を描いた太陽のデザインがあり、欧州がナポレオンとの抗争に明け暮れていた隙にスペインの植民地が次々と独立を企てる中、ホセ・アルティーガスの定めた東方州の旗の中にも同様の「顔の描かれた太陽」のしるしが出ていた。もともとは、インカ帝国の独立の象徴が同じような標だった言われている。
ウルグアイは1828年にアルゼンチンとブラジルの緩衝国のような形でアルゼンチンから独立した。
ところで、「太陽に顔」というのは古今東西、だれもが思いつくもののようであり、また親しみを感じるもののようである。お近くのコジマのマークがそうであり、またネットで「太陽 顔」と入れると、実にたくさんの面白いデザインが出てくる。
どうぞ、お試しください。
エクアドルの国旗の中央にある国章
ネットに出てくる、顔を描いた太陽のデザインの一例。
と、ここまで書いて昼食に出かけると、眼の前にも!
赤坂のメキシコ料理店リンドの看板でした。
太陽を書き、その中に顔を描くというのは、ラテン諸国の国旗の場合はインカ帝国に由来するということだが、世界中に受け入れられているデザインなのだろうと思う。