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国旗についての物語
国旗と童謡の関係は?
オランダの国旗 バチカンの国旗 小山Aくんという中学1年生の少年から、「ボクは唱歌や童謡も好きですが、国旗が大好きです」と、まるで、私の子供のころのような、メールが来、こんな質問をしてきました。 「童謡に出てくる色と国旗の色はどうして一致しな... -
国旗についての物語
黒人回帰運動の旗
先に述べたように、スーダン南部は2011年1月に行われた国民投票で分離独立が確定し、7月にはそこに新しい国が生まれ、193番目の国連加盟国になりました。国民の大半がキリスト教徒ですので、イスラム教国の国旗には珍しい青が大きく加わっています。 他方... -
国旗についての物語
コーラン焼却事件
アフガニスタンの国旗 シャハーダを大きく書いたサウジアラビアの国旗 アフガニスタンで聖典『コーラン』が米兵によって焼却されたことが大きな騒ぎに発展しています。 「コーラン」焼却に抗議して、アメリカの「星条旗」を燃やすアフガニスタンの人たち。... -
国旗についての物語
とらの国旗
ユーラシア21研究所が主催した「ウラジオストクフォーラム2101」の会場(沿海州行政府ビル)にて。正面左はヴィクトル・ラーリン・ロシア科学アカデミー極東支部 極東諸民族歴史・考古学・民俗学研究所所長(ロシア側団長)、右は袴田茂樹安全保障問題研究... -
国旗についての物語
続・信号機と同じ国旗の物語
マリ ルーマニアとチャド 今度は仙台市のWくん(小学校5年生)からのメールです。 「2つ質問があります。ぼくが住んでいるのは仙台市青葉区です。どうして横浜にも青葉区があるんですか。またどうして信号機の緑の色を青というのですか」。 最初の質問に... -
国旗についての物語
「冬の旅」と菩提樹の国旗
スリランカの国旗。右側に4枚の菩提樹の葉。 左の緑はイスラムの色、サフランはヒンドゥー教の色であり、宗教への寛容さを国旗で象徴しているものです。 2月5日、上板橋の真言宗豊山派の名刹・安養院の本堂でシューベルトの「冬の旅」を聴きました。演奏は... -
国旗についての物語
旧ソ連諸国の国旗④
グルジア これに対してロシアはグルジアに対し、経済制裁を行い、スターリンご愛飲と言われたグルジアの赤ワイン・キンズマラウリはモスクワの飲食店やバーにはありません。 グルジアの国旗は伝説に基づく「聖ゲオルギオス(ジョージ)」の十字。「宗教は... -
国旗についての物語
旧ソ連諸国の国旗③
旧ソ連構成国15では、ソ連崩壊後、みなソ連時代とはまるでソ連ともロシアとも違う印象の国旗を採択しました。タディには、ソ連と言う体制が、いかに民意から乖離したものであったか示すように見えました。 現在のベラルーシの国旗 ソ連崩壊後、1995年まで... -
国旗についての物語
旧ソ連諸国の国旗②
ウクライナ ウクライナの風景 ウクライナはロシアを除けばヨーロッパ最大の面積を持つ国です。面積60万平方キロ、人口4600万人という大国です。 小学校で講演したりすると、「どこの国旗が一番好きですか?」と聞かれることがよくあります。「日本を除けば... -
国旗についての物語
旧ソ連諸国の国旗①
エストニア リトアニア ラトビア 前回は、ソ連とロシアの国歌の話に拘りすぎました。話題をソ連とその構成国だった国の国旗に戻します。 バルト3国、すなわち北からエストニア、ラトビア、リトアニアは第一次世界大戦直後に独立を達成した国々です。エスト... -
国旗についての物語
変わりそうな国旗②
ネパールの国旗。 1962年までの国旗。上下のつきと太陽の顔にはかなりの描き方があり、また、黒でというのもあった。 ネパールはカトマンドゥの空港に着いただけで、他の国にはない気持ちの安らぎと気分のよさを感じさせられる国です。手前の山、遠くの高... -
国旗についての物語
変わりそうな国旗①
世界情勢は多事多端、混乱が続き、武力紛争が絶えません。国旗はそうした動きを反映し、時々、変更になるのです。 当面、変更の可能性がある国旗がいくつかあります。フィリピンでは既に国会で変更が決議されており、イラクは再検討すると国会が決めていま...