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国旗についての物語
英国旗はサマになる
以前にも2,3度書きましたが、英国旗はつくづく、サマになると思う。5月17日、晴天だが強風で、お互いに襟元が多少寒いと感じていた中で、新宿御苑での催事に出向いてみました。 そこでお見かけしたご覧の美女。サングラスを掛ければみんな美人、なぁんて... -
国旗についての物語
国旗で見る国標② ハイチ「団結は力なり」
ハイチは西半球ではアメリカ合衆国に次いで、2番目に独立した国。宗主国フランスでナポレオンが欧州に専念し、ハイチどころではない、ハイチにまでは目が届かない状況であった1804年のことだった。歴史上最初の黒人共和国といっていい。 ハイチの国旗 ハイ... -
国旗についての物語
日本海ブルーの観光列車、国旗ならアメリカンブルー
6月18日の朝日新聞電子版によると、2015年の北陸新幹線金沢開業に合わせて、能登地方を走る第三セクター「のと鉄道」が、車両の外装や座席を能登の海をイメージした「日本海ブルー」(濃紺色)を基調とする観光列車が走ることになったという。 世界の国旗... -
国旗についての物語
日本共産党と赤旗
赤旗は、フランス革命、特に1848年の「2月革命」以降は、政治的には革命あるいは革命思想である社会主義や共産主義を象徴する旗。特に農民を表わす鍬と労働者の象徴であるハンマー(鎚)、赤や黄色の星、黄色で縁取られた赤い星などと組み合わせて、国旗や... -
国旗についての物語
久々に出会った満州国の国旗
日本人・漢人・朝鮮人・満洲人・蒙古人による五族協和と王道楽土を掲げた満州国。 今から考えれば、日本にとって都合のいいことばかり並べて、事実上、わが国の領土を拡大したような形であるが、日本とっては政治的、経済的、軍事的に、要するに戦略上、最... -
国旗についての物語
バングラデシュのハシナ首相を迎えて
拓殖大学客員教授として答案を採点して、「講義」と「国旗」の「義」と「旗」を書き違える学生が少なくないことに、愕然とし、273枚の答案用紙の誤字を全部赤で訂正して返した。これはPCの普及がなした結末か。 同様に、これはこの大学に限らないのだが、B... -
国旗についての物語
重ねて「ユニオン・ジャック」は美しい
スイム1.5km・バイク40km・ラン10km、合計51.5kmの距離(オリンピック・デジスタンス)で行うトライアスロン。数年前、たまたま宮古島(沖縄)で競技を見たことがあるが、6月8日にロンドンで行われたこの競技(女子)のテレビ中継を見て、これは人間の限界... -
国旗についての物語
国旗に見る国標① – ドミニカ共和国(後編)
ドミニカ共和国の国旗の中央にある国章のそのまた真ん中に小さく描かれている『聖書』には「ヨハネによる福音書」8章:32節「そして真理はあなたがたを自由にします」とスペイン語で書かれている。そしてそれと酷似した、「真理がわれらを自由にする」とい... -
国旗についての物語
国旗に見る国標① – ドミニカ共和国(前編)
国旗に国章を表示しているケースがいくつかある。カリブ海のドミニカ共和国もその1つ。国旗の中央にある国章の最上部にDios, Patria, Libertad(神、祖国、自由)とスペイン語で書かれている。 ドミニカ共和国の国旗 ドミニカ共和国の国章 その下には、金... -
国旗についての物語
国旗のない風景 – NYブルックリン橋の星条旗が白旗に
ブルックリン橋の「星条旗」を何者かが白旗に交換するという事態が起こった。 ニューヨークのマンハッタン島とブルックリン地区を結ぶ要路で、観光スポットとしても知られるブルックリン橋の上に掲げられている星条旗が、何者かによって白い旗に交換され、... -
国旗についての物語
イギリスとスペインの領土紛争④ – スぺイン国旗には「より彼方へ」と
フィレンチェ生まれの中世最大の詩人ダンテ・アリギエーリ(1265~1321)は代表作『神曲』の地獄篇の中で(第26歌)、オデュッセウスがこの世の西の果てと考えられていた「ヘラクレスの柱」を通過したと厳かに記述しています。 スペインの国旗 スペインの... -
国旗についての物語
イギリスとスペインの領土紛争③ – ジブラルタル住民が英国領を希望
スペインが「21世紀のレコンキスタ(失地回復運動)」としてジブラルタルの併合をいかに熱望しても、実は、弱点が1つあります。それは肝腎のジブラルタルの住民の大半が英国への帰属のままでいいと言っていることなのです。 ジブラルタルの旗 1967年9月10...