fukiura– Author –
fukiura
-
国旗についての物語
教科書で見る国旗Ⅳ – 国が合併して国旗も合体した英国旗
戦前の教科書は実に各国の国旗をきちんと紹介しています。ここでは、その中からイギリスの国旗についての説明を紹介してみます。まず、前項で省略した部分です。 イングランドの旗 (聖ジョージの十字旗) スコットランドの旗 (聖アンドリューの十字旗) ... -
国旗についての物語
教科書で見る国旗Ⅲ – 世界の国旗を教えるということ
ドイツ連邦共和国の国旗(1919~33、1945~現在に至る) 国旗を知ることはその国のことを理解する窓口であり、国際理解や国際交流の第一歩だと思います。そのことは戦前から日本でも常識になっていたようです。ですから、戦前の教科書を見ると、驚くほど丁... -
国旗についての物語
教科書で見る国旗Ⅱ – 日の丸の歌②
高野辰之 「日の丸の歌」作詞者・高野辰之(1876~ 1947)については、研究者の間に若干の異説なしとしない。乙骨三郎(1881~ 1934)が作詞したのではないかという説も根強いからです。 が、ここでは金田一春彦・安西愛子編の『日本の唱歌(明治篇)』をは... -
国旗についての物語
教科書で見る国旗Ⅰ – 日の丸の歌①
日本国の国旗 「日の丸」の歌って素朴でいい歌ですね。 「日の丸の歌」 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 今では次の歌詞で教科書に載っています。 白地に赤く 日の丸染めて ああ美しい 日本の旗は 青空高く 日の丸揚げて ああ美しい 日本の... -
国旗についての物語
謹賀新年
明けましておめでとうございます。今年はみなさまにとり、素晴らしい年でありますように祈念いたします。 昨年元旦から始めたこの「タディの国旗の世界」、おかげさまで1年間に561回更新できました。駄文に拘わらず、お付き合いくださいましてありがとうご... -
国旗についての物語
国旗のある風景56 – 新年を迎える伊勢の港町
滋賀県安土町で大手企業の中間管理職をしながら、トランペットの演奏や町づくりで活躍する畏友・前田郷司さんから年末のご挨拶メールをいただきました。 実家のある伊勢志摩で新年を迎えます。 添付画像は、本日(2012年12月31日)の、三重県志摩市志摩町... -
国旗についての物語
英国旗はウェールズを軽視?
ウェールズの旗 イギリスを構成する4つの「国」のうち、ウェールズは13世紀末というきわめて早い時期にイングランドとの一体化が進んでいたため、イギリスの国旗にはウェールズの要素が全く入っていないデザインになっている。 しかし、再び独自の政府と議... -
国旗についての物語
メイド・イン・イギリスではあるが
本格的な冬を前に、先日、家族ぐるみのお付き合いをしているWご夫妻から、特別暖かく、長さが2メートルもある毛糸のマフラーをいただき、すっかり愛用している。おかげで「懐の寒さは変わらない」が、襟元は断然暖かい。今も室内でそれを首に巻いてPCに向... -
国旗についての物語
社会主義国の国旗や国章に共通な赤い星、黄色い星
社会主義国家の国旗には赤い星、黄色で縁取られた赤い星、黄色い星がつくことが多い。 これは1923年にソ連の国旗に採択されて以来のもので、社会主義思想が世界の五大陸に普及することを祈念するものと説明されてきた。 1923年9月から1991年12月まで続いた... -
国旗についての物語
労働者と農民を表す国旗
1917年のロシア革命で、ロシアでは帝政時代の国旗(現国旗と同じ)から赤旗に激変した。多少の紆余曲折や微調整はあったが、1923年12月に採択されたこの旗が、1991年12月25日にソ連が解体され、クレムリンの国旗掲揚塔からこの旗が降ろされるまで70年近く... -
国旗についての物語
星の数が実際の州の数と一致しない国旗
世界の国旗の中にはデザインの中の数と実際の構成州(県、藩王国)の数とが一致していない国旗がいくつかある。 マレーシア、ボリビア、ベネズエラがその典型である。 13州だが14光芒の星と14条のあるマレーシア国旗 マレーシアは、ジョホール、クダ、クラ... -
国旗についての物語
金正恩第1書記の後ろの旗
「より強力なロケットを」=金正恩氏、宴会で演説(朝鮮通信=時事) 朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩第1書記は12月21日、ピョンヤンで開かれた「人工衛星」(事実上の長距離弾道ミサイル)の打ち上げ成功に貢献した科学者らのための宴会で演説した...