国旗についての物語– category –
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国旗についての物語
パレスチナのユネスコ加盟に思う
パレスチナ 2011年10月、パレスチナはユネスコ(国連教育科学文化機構)への加盟が認められ、国連機関への正式参加の第一歩を踏み出し、パリのユネスコ本部前にはこの国旗が掲揚されています。 実は、日本も同じような経過をたどったのです。ユネスコは194... -
国旗についての物語
アラブの春
上段左からシリア、サウジアラビア、エジプト、イラク、レバノン、下段左からパレスチナ、イエメン、ヨルダンの各国旗。今もって国旗が同じであるのは、サウジアラビア、ヨルダン、レバノンの3カ国のみ。他の国々では何度も国旗の変更が行われました。シリ... -
国旗についての物語
三丁目の夕日の苦笑
1965年2月からのカナダ国旗 東京オリンピック当時のカナダ国旗 「ALWAYS 三丁目の夕日」はなんとも微笑ましく、素晴らしい映画だと思います。今回の第3編は1964(昭和39)年、云わずと知れた東京オリンピックのころの話。居間で買ったばかりのテレビを前に... -
国旗についての物語
対シリア、サッカー最終予選と国旗
1. 1932年に制定されたシリア国旗(今回、反政府軍が掲げている旗) 2. 1952年、エジプトとのアラブ連合成立で採択された国旗 3. 1961年、シリアによるアラブ連合からの離脱で復活した国旗 4. 1963年、バアス党政権の樹立で採択された国旗 5. 1971年、エジ... -
国旗についての物語
青山通りに日章旗が200枚並ぶ
都内随一の直線道路といってもいい国道246号線(青山通り)に年末から「日の丸」が並んでいます。 掲揚しているのは、外苑前商店会。中心になっているのは呉服屋さんの小林敬三氏。4年前まで25年間、商店会長であり、かつ、地域の4商店会と7町会から成る青... -
国旗についての物語
「北朝鮮の国旗大好き」物語
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国旗 2011年12月17日、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の最高指導者・金正日総書記が急逝しました(同19日の北朝鮮政府発表)。拉致事件をはじめ、さまざまなトラブルを起こし、最近でも2010年11月23日に韓国の延坪島... -
国旗についての物語
「辰、竜、聖ジョージ」物語④
これはロシア連邦の国章です。さきに、モスクワの市章が聖ジョージ(ゲオルギオス)がドラゴンを退治している様子だと紹介しましたが、ロシアの国章は、その様子を描いた市章を双頭のワシの紋章の中に置いたものです。 図が小さくなるからと思い挙げていま... -
国旗についての物語
「辰、竜、聖ジョージ」物語③
1911年の辛亥革命後、「青天白日滿地紅旗(以下、青天白日旗)」への変更が、当時の政争とも絡み、激しい抗争となり、結局、翌12年、「五色旗」が国旗として採択されました。 中華民国建国後、孫文臨時大総統(1866~1925)が「青天白日旗」を国旗として採... -
国旗についての物語
「辰、竜、聖ジョージ」物語②
清国の国旗 先日、今年の干支である辰、これに因んで龍と国旗のことを書きながら大事な国旗に触れるのを怠っていました。 現在の国旗ではブータンに大きく龍が描かれているのをはじめ、マルタ国旗のガーター勲章の中とか、さらには、モスクワの市旗や市章... -
国旗についての物語
宮崎くんを悼みつつトルコ国旗を思う
トルコの国旗 少々不謹慎な話かもしれませんが、お許しを。 月と星の旗は、イスラム教国の国旗にしばしば登場します。 2011年10月、トルコで大きな地震があり、その救援活動中に、余震で宿泊していたホテルが倒壊して亡くなった、難民を助ける会(AAR)の... -
国旗についての物語
ポセイドン
バルバドスの国旗 なでしこジャパンが昨年6月、ドイツで開催された女子サッカー世界選手権大会で、「奇跡の優勝」を果たしことに、日本中が沸き立ちました。私はその日、たまたま岩手県の東日本大震災被災地に行っておりましたが、みなさんが何よりも「元... -
国旗についての物語
「辰、竜、聖ジョージ」物語①
辰年の正月が終わりました。 辰(龍、竜)といえばブータンの国旗の大きな竜を思い出しますが、今回は年頭にあたり、少し話を絞って、東西の竜について考えてみたいと思います。 マルタの国旗 グルジアの国旗 イングランドの旗。 国旗「ユニオンジャック」...