国旗についての物語– category –
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国旗についての物語
世界一高い国旗掲揚塔の物語
タジキスタンの国旗 2011年10月3日の朝日新聞で知りました。 旧ソ連のタジキスタンが世界一高い国旗掲揚塔を建てたというのです。 早速、この国に事務所を構えている日本の唯一の国際協力NGO難民を助ける会の堀江良彰事務局長を通じて、井上善雄駐在代表に... -
国旗についての物語
リヒテンシュタイン訪問記
ハイチの国旗 大学院時代の私の指導教授である松本馨早大教授は昭和初期のハイデルベルク大学留学時代、この国を訪ねてみようとして列車に乗ったそうです。 しかし、往復とも通過して果たせなかったという思い出をしばし語っておられました。 そこで、私は... -
国旗についての物語
オランダ国旗秘話
オランダの国旗 オランダの王位継承者ユリアナ王女(1909~2004、在位1948~80)が三女マリフレーテ(今のベアトリクス女王の妹)を出産したときの話を紹介しましょう。 第二次世界大戦中の1940年、ナチス・ドイツの侵略により、母であるウィルヘルミナ女... -
国旗についての物語
硫黄島の星条旗
2005年6月、米軍の招待で"小泉チルドレン"9人とともに硫黄島(東京都小笠原村)に行きました。 よく晴れわたった日で、大島をはじめ伊豆七島が眼下に手が届くように見えました。 厚木の飛行場から1,200キロ、米軍の輸送機(双発プロペラ機)で二時間近くか... -
国旗についての物語
「星条旗」物語
48星条旗 返すがえすも残念なことですが、21世紀は憎しみから始まってしまいました。 2001年9月11日夜、帰宅してテレビのスイッチを入れると、ちょうど最初の自爆機が世界貿易センタービルに突入するところでした。 それが同時中継されている現実の映像で... -
国旗についての物語
国歌に出てくる国旗の話
23年間続いたアメリカの15星15条の星条旗。このあとは独立当時の13州を表す13条を据え置きとし、星はその時の州の数になった。現在の50星星条旗は1960年のハワイの州昇格に伴って、翌1960年7月4日(独立記念日)から50年以上続いている。星条旗としては最... -
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ドイツ国旗物語
ドイツの国旗 国旗が変わるのは何もこれまでに述べてきたような発展途上ないしは政情不安の国ばかりではありません。 大国の国旗変更の例として、ドイツ、アメリカの例を挙げてみましょう。 ドイツの国旗は近代の列強として叙せられた国としては、例外的に... -
国旗についての物語
自由の象徴「フリギア帽」の物語
ドラクロアの「民衆を導く自由の女神」、ボリビアの国旗に描かれている国章にも見られる「フリギア帽」を被ったマリアンヌが中心です。マリアンヌは「自由の女神」であり、共和制フランスを象徴する女性像、もしくはフランス共和国の擬人化されたイメージ... -
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ボリビアの国旗、州は9つでも星は10
ボリビアの国旗 4番目救出された作業員は唯一のボリビア出身者であるあC・ママニさん。 これまた自国の小旗を胸に、生還の感激を表していました。 隣国から出稼ぎに来ていたのですが、実は、チリとボリビアは国交がないのです。 しかし、この非常事態に、... -
国旗についての物語
団結と連帯の象徴だった国旗と国歌
チリの国旗 2010年9月7日、落盤事故発生から69日目、最初の作業員が救出用カプセルで地上に出てきました。 現場からの中継テレビ放映の画面に、そのカプセルに描かれている国旗、大統領以下の迎える人々降る国旗国旗が映し出されたとき、私は思わず涙ぐみ... -
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パラオ国旗の月と「日の丸」
パラオの国旗 太平洋と満月を表わすパラオの国旗は、尊敬する名越二荒之助高千穂商科大学教授(故人)などにより、日本の「日の丸」がモデルといわれてきました。 「日本(太陽)の光を受けて輝くパラオ(月)」、「日本に遠慮して真ん中より横の10分の1だ... -
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国旗研究事始め
1964年10月10日、オリンピック東京大会開会式の直前に、国立競技場で撮った筆者(組織委国旗担当専門職員) よく訊かれるのは、いつ、どうして、国旗に取り付かれたのかということです。 今でもはっきりと覚えています。秋田大学学芸学部付属小学校4年生の...