国旗についての物語– category –
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国旗についての物語
国旗のない風景① – 北方領土で出会った万国旗
私は1970年代の初めから、北方領土返還要求運動に深く携わってきました。その詳細は別の機会にしますが、北方領土の祖国復帰を願い、関連するさまざまな運動に加わりながら、100回以上、ソ連・ロシアを訪問し、10回以上、北方領土にも行っています。 また... -
国旗についての物語
新大統領選出でエジプトの国旗はどうなるか
王政時代のエジプト国旗(~1958年) ムバーラク大統領が1984年に採択した国旗 今のエジプトの国旗は独立以来5回目の国旗です。イラク、シリア、スーダン、イエメン、イランも革命やクーデターの都度といっていいほど頻繁に変わりました。 この写真はモル... -
国旗についての物語
チュニジアからついにエジプトへ波及
チュニジアの国旗 2010年12月17日朝、チュニジア中部のシディ・ブジドで、失業中だったM・ブアジジという26歳の青年が、青果物を街頭で売り始めたところ、販売の許可がないとして警察官が商品や秤を没収、暴行を受け、没収品の返還を求めるや賄賂を要求さ... -
国旗についての物語
サッカー欧州選手権、イングランド敗戦の悔しさ
こんな感じだったのでしょうか。 以前にも主解しましたが、読売新聞の「ロンドン五輪百話」の連載は、実に面白く、毎日、興味深く読ませてもらっています。6月27日の記事はこんな内容でした。 サッカーの欧州選手権開幕直前、故障者が続出したイングランド... -
国旗についての物語
朝日新聞の国歌「君が代」論
私は国歌の専門家ではありません。ですから、以下は、素人の書生論と思って、国旗の話の付録としてお読みください。 「君が代」については、日本国憲法で日本と日本国民統合の象徴と規定されている天皇、すなわち日本国が永遠に続いてほしいというのは当然... -
国旗についての物語
レバノン杉の栄光と衰退、そして復活の物語④ – レバノンスギ救済作戦
レバノンの国旗 レバノンの国旗の中央に描かれている「レバノン杉」の過去と現在を理解すべく、安田喜憲教授の『森と文明の物語 ― 環境考古学は語る』(ちくま新書)「第1章 香わしき森の悲劇」からの抜粋(その3回目)です。 雪を戴くヘルモン山。 レバ... -
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レバノン杉の栄光と衰退、そして復活の物語③ – 国の命運を左右した樹木
レバノンの国旗 雪を抱く山並みを背景にしたブッシャリ(Busshari) 地方のレバンン杉の森。(安田先生撮影) フンババの寺の柱でもあるかのようにまっすぐ伸びるレバノン杉(安田先生撮影) レバノンの国旗の中央に描かれている「レバノン杉」の過去と現... -
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レバノン杉の栄光と衰退、そして復活の物語② – 安田喜憲教授らの20年
レバノンの国旗 憲法で規定されたレバノンの国旗について、何よりも大事なのは、国旗の中央に描かれている「レバノン杉」の過去と現在を理解することでしょう。以下は、安田先生の『森と文明の物語 ― 環境考古学は語る』(ちくま新書)「第1章 香わしき森... -
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レバノン杉の栄光と衰退、そして復活の物語① – 憲法に規定された「国樹」
レバノンの国旗 国旗に世界遺産が登場するのは、カンボジア、レバノン、ジンバブエの3カ国です。 今回はレバノンについて。国旗の真ん中の木は、「レバノンスギ(杉)」です。『聖書』のは「香柏」という訳で何度も出てきます。フェニキア文明の最盛期には... -
国旗についての物語
日本の敗戦は韓国の光復の日 – 8月15日の今のソウル
岩波書店の広報誌「図書」2012年6月号を見ていたところ、<私の「解放」の日>と題する金 時鐘氏の興味深い一文が出ていました。韓国の国旗は「太極旗(テグキ)」。その旗に関わる部分だけをご紹介しましょう。 この時期の旗のデザインは基本的にはいまと... -
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国旗でみる戦争と平和 – 隣国どうしが好対照
ハイチの国旗 ハイチの国章 ドミニカ共和国の国旗 ドミニカ共和国の国章 2010年1月12日16時53分(日本時間=13日6時53分)にマグニチュード7.0の大地震がハイチで起こりました。貧困と政情不安に起因する社会基盤の脆弱さにより、20万人もの死者が出るなど... -
国旗についての物語
中国もここまで来ました!(18歳未満の方はご遠慮ください)
中国の国旗「五星紅旗」 ベトナムの国旗「金星紅旗」 小欄をご愛読のさる中国人から先日送られてきた画像です。 ともに中国の国旗、「五星紅旗」をアレンジしたもの。 右の女性のは水着はもしかしたらベトナムの国旗をアレンジしたのかもしれないのですが...