ソチでの冬季オリンピックが2月7日から23日までロシア南部のソチで開催中である。
報道各紙によれば参加国は以下の国々(国旗図はウィキペディアから)。計87カ国・地域、約2,900人が参加という冬季五輪史上最大の規模となった。ほかに史上最大が2つある。約5兆円と言われる関連費用と約4万人という警備担当者の数。いずれも夏冬を通じた「最大」である。ロシアでのオリンピックは西側がボイコットした1980年のモスクワ五輪以来だが、あのときには日本もボイコットに加わったので、日本からロシアでのオリンピックに参加するのは初めて。今回は113人の選手が参加している。
これはロシアの予算管理の杜撰さ、解り易く言えば途中で消える金の異常な多さであると、ロシアのメディアさえ報道している。
国旗国名の配列は古代オリンピック発祥の地ギリシャを先頭に、開催国ロシアを末尾にしたが他は英語のアルファベット順。
国・地域 | 国・地域 | ||
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ギリシャ | アルバニア | ||
アンドラ | アルゼンチン | ||
アルメニア | オーストリア | ||
オーストラリア | アゼルバイジャン | ||
ベラルーシ | ベルギー | ||
バミューダ | ボスニア・ヘルツェゴビナ | ||
ブラジル | ブルガリア | ||
カナダ | ケイマン諸島 | ||
チリ | 中国 | ||
クロアチア | キプロス | ||
チェコ | デンマーク | ||
ドミニカ国 | エストニア | ||
フィンランド | フランス | ||
イギリス | グルジア | ||
ドイツ | ルクセンブルク | ||
マルタ | 香港 | ||
ハンガリー | 独立参加 | ||
アイルランド | イラン | ||
アイスランド | イスラエル | ||
イタリア | ジャマイカ | ||
日本 | カザフスタン | ||
韓国 | キルギス | ||
ラトビア | レバノン | ||
リヒテンシュタイン | リトアニア | ||
メキシコ | モナコ | ||
モンゴル | モンテネグロ | ||
モロッコ | オランダ | ||
ネパール | ノルウェー | ||
ニュージーランド | パキスタン | ||
マケドニア | 東ティモール | ||
パラグアイ | ペルー | ||
フィリピン | ポーランド | ||
ポルトガル | モルドバ | ||
ルーマニア | サンマリノ | ||
スウェーデン | セルビア | ||
スロバキア | スロベニア | ||
スペイン | スイス | ||
タジキスタン | タイ | ||
トーゴ | トンガ | ||
チャイニーズ・タイペイ | トルコ | ||
ウクライナ | アメリカ合衆国 | ||
ウズベキスタン | ベネズエラ | ||
イギリス領ヴァージン諸島 | アメリカ領ヴァージン諸島 | ||
ジンバブエ | ロシア |
国旗から見ると、インドが五輪旗での入場行進したのが特異である。これはインドのNOCに汚職問題が発生し、IOCがインドNOCに国単位での参加を認めなかったからだ。
熱帯地方のから国や地域からの参加した選手もいろいろいる。ブラジル、トーゴ、トンガ、そしてアフリカからはモロッコ、ジンバブエ、トーゴの3カ国が参加している。
これまでもガーナの選手がバンクーバー大会に参加するなど、熱帯地方のから国や地域からの参加した選手もいたが、今回もブラジル、トーゴ、トンガ、タイ、東ティモールといった国から選手団が参加している。スケート場など冬のスポーツ施設があるからと思われるブラジルやタイはともかく、他の諸国やカリブ海の国々もおそらく留学経験者や在外滞在中の選手が出場しているのではあるまいか。
アフリカからはモロッコ、ジンバブエ、トーゴの3カ国が参加している。